Ayako Yamazaki13:55

カウンセリングルーム大空|埼玉県川口市

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2021年1月の記事:ブログ

刷り込まれてきた条件付きの愛情

悩みフリー
こんにちは、「カウンセリングルーム大空」の飯塚和美です。
今日は条件付きの愛情のお話をしたいと思います。
これは親が子供に知らず知らずに刷り込んでしまいがちな習慣です。「~できないのはだめ」「~できるのは良い子」というように、そのままの子供を肯定するのではなく「条件付き」で愛情を示して育ててしまうことです。
その「条件付き」で育ててしまうと、自分自身を信じられない「自己不振」が身についてしまいます。

自分ができなかったことや失敗したこと、他人より劣っていることなど、マイナスばかり見てしまうことが習慣になります。常に自分に満足できない、不十分な感情を持つことが刷り込まれています。そして、何かストレスをためると自己否定をしてしまいます。

それでは、いつも頑張らなければいけないし、自分に対して満足感も感じられず疲れて生きづらくなってしまいます。

まずは、自分に対するイメージの書き換えを行いましょう。
「自分には素晴らしい可能性がある」
「自分を100%信じる」
「人は人、自分は自分」人からどう見られるか、人の嫌味も聞き流しましょう
「自分が大好き」
「自分は尊い魂を持っている」
「自分には価値がある」
と自分を認める言葉を使って自分に言い聞かせましょう。
そして、好きなことを楽しみましょう。

自分の心に素直でいると自分が好きになってきます。
「正しい」「間違っている」「良い」「悪い」の判断を辞め、すべてのことに対して、自分が「うれしい」のか「うれしくない」のかで選びなおしましょう。

「親や誰かに認めて欲しい」という気持ちは、捨ててください。自分以外の人に認めてもらうことは、いつ実現できるのかわからないからです。
誰が・・・ではなく「自分が」認めることが一番です。自尊感情を思い出すと物事に立ち向かう勇気、強さを持てるようになります。
 
2021年01月28日 13:07

自分の考えかたの癖を知り、心の負担を減らしましょう

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人は、出来事があって悩んでいると思っていますが、受け取り方で悩んでいる事がほとんどです。例えば「いつも明るく挨拶しているお隣の奥さまが、ある日挨拶しても知らん顔して通り過ぎた」という出来事があった時、自分だったらどんな気持ちになりますか?

1.どうしよう、何か悪い事したのかな?・・・嫌われたと思い心配する
2.なに、あの人感じ悪い・・・相手に腹を立てる
3.ご主人と喧嘩したのかな?・・・心配する
4.考え事でもしていて、私に気づかなかったのかも・・・気にしない

同じ出来事があっても、人によって受け取り方がこんなに違ってしまいます。どの考え方が正しいとか正しくないとかはありませんが、悩みづらい受け取り方にすることで、心の状態が変わります。

そして、脳は見事に学ぶと言います。ネガティブな事ばかり考えていると、ネガティブな事ばかりを拾ってしまう脳になるという、ネガティブスパイラルに陥ります。

自分の考え方の癖を知り、修正していく事で悩みづらい、楽に生きる自分になる事ができます。
そして、脳は未来の希望を思い描く事で脳を活性化できると言います。まだ起きてもいない不安に囚われた時は、捨てるのが一番ですが、それができない時には「最悪そうなってしまったらこうしよう」という計画を立てておくことも、心の負担を減らせます。

今、コロナの影響で不安に思われている方、ストレスが溜まっている方は「今は特別な時」と考えて、手抜きをするとか、少し自分に優しくしてあげて、ちょっとでも心地良い事をしてみてくださいね。
例えば時間のある時に良い香りの入浴剤でゆっくりするとか、花を飾るとか、安らぐ音楽を聞くとか・・・
私は「コロナが収束したらやりたい事リスト」を作成しました。

そして、「ねばならない」の気持ちは心を疲れさせるので、それはちょっとお休みするとか、「まあ、いいか」と思う事も時には必要です。夜眠れない人は昼間、10分でも良いので昼寝するとか、家でずっと過ごしている人は同じ場所にじっとしてるのではなく、時々場所を変えるとか、たまに窓を開けて新鮮な空気を取り入れる、深呼吸をする、軽いストレッチや散歩するとか、家族と意識してたくさん話をする(話す相手がいない時は歌を歌うとか、朗読する)のが有効です。

つらいなと感じたときは「今はつらいけど、この状態はいつまでも続かない」とか「つらい状況が無くなったらこんな事をしよう」と良い状態になった時をイメージしましょう。



 
2021年01月25日 14:15

ごあいさつ

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こんにちは、心理カウンセラーの飯塚和美です。
川口駅西口にカウンセリングルームを開き、数多くの方々のカウンセリングをしてまいりました。
しばらく間が空いてしまっても、何か悩みができるたびに訪ねてくださる方や近況報告の連絡をくださる方など、身近な相談相手としてかかわりを持たせていただいております。

私がカウンセラーになったきっかけは、子供の不登校に悩んだことが始まりでした。

それまでの私は何か困難なことがあっても「結果的には良い方向に向かう」と思って生きてきました。

一見ポジティブ思考に見える私ですが、振り返ると自身の人生は決して順風満帆なものではありません。
幼少期から足が悪く、幼いころからいじめをうけた経験や、25歳の時に父が亡くなり、その8か月後に母をたてつづけに亡くしています。そして結婚してからも、娘と息子が幼稚園の時に軟部肉腫という悪性の腫瘍も患い、良い方の足の膝を手術したため、結果両足が悪くなり、障害者手帳も持っています。

それでも私は、子供の頃から「足が悪くても歩けるし、走ろうと思えば遅くても走れる、足が悪くても結構幸せ」と思っていました。心理の勉強をしたのちに分かるのですが、私の強さは自己肯定感があること、どんな私でも無条件に愛してくれた両親の存在が大きく影響していました。

独身時代は仕事の事や人間関係の悩みも、壁にぶつかるたびに結果的には「良かった」と思うことも多く、それなりにうまく切り抜けて生きてきました。「私は運が強い方だ」と勝手に思い込んでいました。

でも、結婚して子育てをしてみると、自分一人の事だけを考えていた時とは違い、今までのようにはいかず、子供のことに関しては子供がつらい思いをしていても、子供の代わりに私自身が代わってあげることもできず、どうしてよいのか戸惑うことばかりでした。子供のいじめが発覚した際にも、学校に出向いて先生と話をしても、子供は一向に学校に通うことはできません。ただ、将来のことを心配して気をもんで見ているしかないのです。何とか学校に行かせなければという焦る思いがまた子供を追い詰めてしまいます。

暗いトンネルの中を歩きながら出口を探し、ずっと先に小さな光が見えた気がしても、行けども行けども出口にたどり着けない・・・そんな苦しい日々を送っていました。

その時の苦しい経験は今のカウンセリングに役立っています。

今、苦しいと思っている方、どうしようもない思いを抱えている方、誰かに話をすることで気持ちの整理がついたり、課題が見えたり、自分自身の考え方の偏りや癖、思い込みなどに気づくことがあります。
受け取り方が変わることで気持ちが楽に、今よりもっと生きやすくなったり、カウンセリングにはそういう効果があります。

つらい思いを抱えている方へ・・・出口は必ずあると信じて、そんな気持ちでカウンセリングをしています。





 
2021年01月06日 15:55