Ayako Yamazaki13:55

カウンセリングルーム大空|埼玉県川口市

池袋より15分、川口駅前のカウンセリングルーム
一人で悩まず心を軽くしてみませんか

カウンセリングルーム大空

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ごあいさつ

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こんにちは、心理カウンセラーの飯塚和美です。
川口駅西口にカウンセリングルームを開き、数多くの方々のカウンセリングをしてまいりました。
しばらく間が空いてしまっても、何か悩みができるたびに訪ねてくださる方や近況報告の連絡をくださる方など、身近な相談相手としてかかわりを持たせていただいております。

私がカウンセラーになったきっかけは、子供の不登校に悩んだことが始まりでした。

それまでの私は何か困難なことがあっても「結果的には良い方向に向かう」と思って生きてきました。

一見ポジティブ思考に見える私ですが、振り返ると自身の人生は決して順風満帆なものではありません。
幼少期から足が悪く、幼いころからいじめをうけた経験や、25歳の時に父が亡くなり、その8か月後に母をたてつづけに亡くしています。そして結婚してからも、娘と息子が幼稚園の時に軟部肉腫という悪性の腫瘍も患い、良い方の足の膝を手術したため、結果両足が悪くなり、障害者手帳も持っています。

それでも私は、子供の頃から「足が悪くても歩けるし、走ろうと思えば遅くても走れる、足が悪くても結構幸せ」と思っていました。心理の勉強をしたのちに分かるのですが、私の強さは自己肯定感があること、どんな私でも無条件に愛してくれた両親の存在が大きく影響していました。

独身時代は仕事の事や人間関係の悩みも、壁にぶつかるたびに結果的には「良かった」と思うことも多く、それなりにうまく切り抜けて生きてきました。「私は運が強い方だ」と勝手に思い込んでいました。

でも、結婚して子育てをしてみると、自分一人の事だけを考えていた時とは違い、今までのようにはいかず、子供のことに関しては子供がつらい思いをしていても、子供の代わりに私自身が代わってあげることもできず、どうしてよいのか戸惑うことばかりでした。子供のいじめが発覚した際にも、学校に出向いて先生と話をしても、子供は一向に学校に通うことはできません。ただ、将来のことを心配して気をもんで見ているしかないのです。何とか学校に行かせなければという焦る思いがまた子供を追い詰めてしまいます。

暗いトンネルの中を歩きながら出口を探し、ずっと先に小さな光が見えた気がしても、行けども行けども出口にたどり着けない・・・そんな苦しい日々を送っていました。

その時の苦しい経験は今のカウンセリングに役立っています。

今、苦しいと思っている方、どうしようもない思いを抱えている方、誰かに話をすることで気持ちの整理がついたり、課題が見えたり、自分自身の考え方の偏りや癖、思い込みなどに気づくことがあります。
受け取り方が変わることで気持ちが楽に、今よりもっと生きやすくなったり、カウンセリングにはそういう効果があります。

つらい思いを抱えている方へ・・・出口は必ずあると信じて、そんな気持ちでカウンセリングをしています。





 
2021年01月06日 15:55