心の不調は今までの生き方に無理があるというサインです

電話相談では、仕事がはかどらない、やる気にならない等の声が多く聞かれます。
こんな時は無理せず、今できることを少しずつ片付けながら、そして自分の出来てることを認めながら、少し自分に優しくしてくださいね。
今は周りもストレスだらけで、会社でもいつもより優しくできない人も多いようです。まともに受けるのではなく「機嫌が悪いだけ」とスルーすることも大切です。
そして自分が出来ることを淡々とこなしていきましょう。
私も今年は足の事で病院に通ったりして、気づかないうちに無理していたと反省しました。もともと障害者だったのを忘れて足に負担をかけすぎました。これからは自分の足の声に耳を傾け、また歩けなくなって迷惑をかけないように「これからは足をいたわりながら生きていく」と心新たに過ごしています。
マイナスの出来事の中にも、どこかプラスの要素はあります。「こうすればいいんだ」「こうするとよくないんだ」と次に備えることができる、私はそう思っています。
心の不調も同じです。
心が不調になるということは、「今までの生活を見直した方が良い」というサインでもあります。
忙しすぎて無理しているかも・・・
受け取り方が悪い方に考えすぎているかも・・・
振り回す人と無理して一緒にいて疲れてる?・・・
言いたいことを言わずにいすぎて自分自身を見失っているのかも・・・
などなど
心が沈んだり、眠れなくなったりしたら、ちょっとだけ自分の内なる声に耳を傾けてみてくださいね。
改善できないと思い込んでいないか?
今できることは何か?
「きっとそうに違いない」と決めつけていないか?
まだ起きてもいない事をあたかも「こうなる」と事実のように感じていないか?
客観的事実は何か?
「みんなそう思っている」・・・の事実は何人か?
「仕事ができない」・・・誰と比べて?
など、思い込みではない事実を把握することから始めましょう。
いったん頭の中から取り出す意味で書き出すことをお勧めします。
書き出すことで物事が客観的に見え、整理しやすくなります。
2021年07月02日 14:09