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切れやすい高齢者にならないためにできること、周りの人がサポートできること

こんにちは、今日は以前ニュースサイトJIJICOに掲載された話( 切れやすい高齢者が増えたわけは?どのような対策が考えられるか)切れやすい高齢者にならないためのお話をしたいと思います。

近年、高齢化社会と言われていますが、高齢者による老人犯罪者数が人口以上に増えていると言われています。

考えられる理由としては、「セロトニンの減少」です。心のバランスを整える作用のある伝達物質セロトニンが減ってしまい、心身のバランスが崩れて暴力的になることが考えられます。そして「脳の老化」です。使っていない範囲が増え、脳の機能が衰えてもともと切れやすかった人はさらに切れやすくなるなど、その人が持って生まれた性格が顕著に現れます。そして「ストレス」です。 高齢になり体が不自由になって、精神的ストレス、孤独感や老後の心配などが原因でストレス反応が起き、平常心を失う心理状態になる可能性もあります。

それから「前頭側頭型認知症」物事を考えたりする場所の前頭葉が委縮すると理性的な行動ができなくなり、一般的な行動から逸脱して感情のコントロールや衝動の抑制が困難になります。思ったことをすぐ相手にぶつけたり、ルールを無視する行動に出て、それを注意されると怒りだし、暴力をふるったりすることもあります。

切れやすくなる特徴としては、人間関係がうまく築けないなど、かかわる人が居なく、孤独で日常的な楽しみが持てないなどが考えられます。

特に社会的地位が高かった人などが退社すると、肩書が無くなり普通のおじいちゃん扱いにされるなどで違和感を感じたりします。男性の場合は女性より仕事での人間関係がほとんどという場合も多く、定年退職すると社会から孤立しストレスが強くなります。

孤独感や疎外感が増えていくと、ストレスがたまり、暴言、暴力が生じる可能性もあります。

そうならないためにできることは・・・

1・孤立しないようになるべく外に出ることです。趣味やサークルへの参加、地域行事やボランティアの参加なども良いと思います。散歩や周辺の掃除などでも構わないので、孤立を避けるためにできる限り外へ出る工夫をしましょう。少しでも人と会話できる機会を増やすことが重要です。

2.下半身を使った運動がおすすめです。散歩や軽い運動は脳内に酸素が回り、脳の活動が活発になります。

3.わくわく感や刺激を味わう。おしゃれをして出かけたり、初めての料理に挑戦したり、常に初めての行動を心がけ、脳を鍛えましょう。心身がリフレッシュして行動の意欲もわいてきます。

年を取ると衰えることばかりと思っていますが、蓄積された経験や知識から得られる結晶性知能と言うものがあります。その知能は意欲次第で伸び続ける知能です。

「俳句」や「短歌」などはこの知能が発揮されると言います。

柔軟な考えで新しいことを学んだり、仕事をしたり、自分の好きなことに打ち込むことで生きがいを持ち、生き生きと過ごせるような生き方を選ぶことが心にも良い影響を与えると思います。

大切なのは「自分は年だ」とできないことを嘆くのではなく「できること」を見つけ、喜びを持つことです。

そして、周囲のサポートも大切です。

高齢者を持つご家族は「何かしたい」と言った際に「無理だから」とか「みっともない」と可能性を否定せずに意欲を後押しして暖かく見守ってあげてください。

親切に「何でもしてあげる」は、本人のできることを奪う行為です。

それから機嫌のよい時にはトラブルが少ないものです。イライラして否定や反論をすると怒りがエスカレートしてしまいます。理解してうまく受け流すこともコミュニケーションをよくするために必要です。

無理のない程度で社会参加してもらい、大切な社会の一員と言う自覚をもって「楽しい毎日」が過ごせるように工夫しましょう。

否定は可能性を狭めます。同じ場所にいてもどこを見るかで景色は変わります。